【貯金】お金が貯まるナースと貯まらないナースの違いは何?
同じお給料をもらっていても、なぜかお金が貯まるナースと貯まらないナースに分かれてしまうものです。
この記事では、私がこれまでに一緒に仕事をしてきた人の中で、お金が貯まる人と貯まらない人の特徴を分けて紹介します。あなたはどちらのタイプに当てはまるでしょうか。
短い休憩時間でカップラーメンを流し込んだ日勤、忙しすぎて仮眠する時間もなく自分の身を削った夜勤。そんなふうにして稼いだお給料のことを大事に考えていくきっかけとなれば幸いです。
ナースのお金の使い道
〜ツイッターアンケート〜 1234票
生活費以外では主に以下に使っていることがわかりました。
・ファッション、美容
・趣味
・交際費
・貯金
それぞれの項目で、大差はそれほどみられませんでした。私自身、20代の頃は体育会系の外科病棟で働いていたことや、周りの皆さんが飲みニケーションを重要視する風潮があったので、ほとんどを「交際費」に使っていました。そのため、この結果には正直驚きました。
また、日勤の終わりに限らず、準夜明けでもラーメンや焼肉を食べて帰っていたものです。(フードファイター並。笑)深夜明けでもモーニングして帰ったりすることもありました。
しかし、現代のナース達は、上記の各項目に大差は見られません。職場のスタッフ達との食事や飲み会も、自由参加で良い傾向が強くなりました。その時間を自分の好きなことに当てられるようになったことで「交際費」以外の使い道が増えてきたのかなと感じます。
貯金の目的は?
~ツイッターアンケート~ 737票
貯金の目的で一番多かったのは
・「やりたいことへの準備金」
でした。認定や専門看護師の資格を取るためだったり、ナースの仕事以外の英会話教室に通うためだったり、準備金といっても理由は人それぞれです。いずれにしても、向上心が高いナースの皆さんを尊敬します。
次いで多いのは
・「老後資金」
・「結婚資金」
でした。一見両極端の資金になりますが、将来を踏まえての考えた方としては同じですね。
そして一番少なかったのは
・「長期旅行」
でした。上位になるかと思っていましたが、現代のナース達は、自分の将来のために貯金をする人が多いようです。偉い!
お金が貯まらないナースの特徴
1. 今を楽しまなければ損じゃん主義
休憩時間に災害や不慮の事故などのニュースが流れるたびに「いつ何が起こるかわからない時代だから、貯金していても無駄な気がする。今を楽しまなければ損じゃん」なんて話して、言葉通りに自分の好きなことにお金を費やし楽しんでいるナースです。
貯金は一向に貯まっていないようですが、それでも楽しそうに過ごしています!
2. 「ストレス発散したい」が口癖
看護師の仕事は、業務内容や人間関係でのストレスはもちろん、最近ではクレームが増えてきており、その対応によるストレスがかかります。
そんな過酷な環境で働いていると、誰もが「ストレス溜まる〜、ストレス発散したい!」という気持ちになります。
そして、飲みに行ったり、洋服を買ったりして、お金を使って発散していくのです。
3. 月一のご褒美旅行
ストレス発散方法の1つとして、毎月1回韓国に旅行に行くK-POP好きなナースがいました。「韓国は近いし、国内に行くよりも安く行けるからいいの」とのこと。
音楽の他にも、美容グッズや服を購入するのも楽しいんですよね。もちろんそのナースのメイクは「オルチャンメイク」でした。
4. 基本外食。仕事の時は食堂かコンビニ。
「ご飯は一人分を作るより、買った方が安くあがる」といった持論を唱えている人もいます。
しかし、外食だと仲間と行ったりすることが多くなるので、お酒代もかかってしまうことも少なくありません。
更に、自炊をしない人の日勤の昼食は、病院に入っている食堂か、コンビニ等になるので、結局お金はかかってしまうのです。
5. 流行に敏感でSNS好き
街を歩いていると、ファッションにしても食べ物にしても、流行り物で溢れかえっていますよね。
流行に敏感な人は、そんな流行り物を購入してSNSに投稿したくなるものです。
キラキラしている20代に限らず、最近では管理職の人たちもSNSにどハマりしている人も……。
6. 用事がないのにコンビニに寄ってしまう
何にも買う用事はないのに、帰り道にコンビニがあったからといって寄ってしまい、美味しそうなものを目にして買ってしまうことってありますよね。
コンビニは新商品がよく出るので、「買わないぞ」という意思を持たないと、誘惑にすぐ負けてしまいます。
7. 夜勤明けは財布が緩くなる
夜勤明けは変にハイテンションになり、そのまま街に出かける人も少なくありません。
判断力が低下している夜勤帰りにショッピングに寄ったりしてしまうと、迷ったあげく店員さんからの「お似合いになりますよ」の一言で買ってしまうのです。
そして、判断力が正常に戻った時に、買った洋服を見て「そこまで好みじゃない」と後悔することもしばしば。
8. お金が足りなくなったらATMに行く
ちょこちょこ必要な時に下ろしに行くと手数料がその都度かかってしまいます。
ちょこちょこお金を下ろす人は「そんなにかからないよ、小さなことは気にしない」と言いますが、彼女らは手数料の威力に気付いていません。
その手数料で、コンビニのおにぎりやみそ汁、お菓子が買えるのです!
お金が貯まるナースの特徴
1. 毎月定額の貯金をしている
貯金ができているナースは、毎月の給料のうち、予め決めた金額を貯金にまわしています。
特に、「未来の結婚費用のために頑張って貯金する」といったように、貯金する目的がはっきりとしていると頑張れるものです。
そんな後輩は、毎月しっかりと貯金をして2年後に素敵な結婚式を挙げていました。お見事!
2. 基本自炊。仕事の時はお弁当。
基本自宅で料理をして、余ったおかずなどを翌日のお弁当分にします。
仕事の時の昼食をコンビニなどで買うと、500円程はかかります。月に計算すると・・・。
お弁当作りのハードルが高い人は、マイボトルにお茶を入れて持参するなどして、少しでも節約をしてみましょう。
3. 家計簿をつけている
家計簿をつけている人は、毎月の自分のおおよその出費を把握しています。
毎月何にいくらかかっているかを知ることで、無駄に気づくことができ対策を考えることもできます。
最近は、家計簿を手書きでつけるのではなく、アプリで管理しているナースが多くみられます。
4. いつ何があるかわからないから不安に思っている
災害や不慮の事故はもちろん、自分の身に何が起こるかわからないため、健康なうちに貯金をしておこうと思っています。
万が一、入院して手術!となった時でもお金に困らないようにしておくのは大事なこと。お金は心の安定剤でもあります。
5. 食材はまとめて購入する
ちょこちょこ買いよりも、特売日などに食材を1週間分まとめて購入した方がいいかも。スーパーもやはり誘惑で溢れています。なるべくまとめ買いして、行く回数を減らすのです。
そして、購入した食材を使い、お休みの日にまとめて作り置きをしてみましょう。仕事から帰って疲れていても、そこまで手間暇かけずに料理ができます。
6. 夜勤明けでも財布を緩めない
夜勤明けにショッピングをしに行ってしまうと、ついつい判断力が鈍り、要らないものまで買ってしまうものです。
夜勤明けの判断力が低下している時間帯は、そのままおとなしく自宅に帰りましょう。
お目当ての物がある時は良いですが、特に何も用事がない時のショッピングは一番危険です。
7. 毎月使うお金を月初めにまとめておろす
貯金が上手くできていたナースは、月初めに一月分の生活費を下ろすようにしていました。
ATMでお金を下ろすと、多くの場合手数料がかかります。手数料も回数が増えるとばかにならないですからね。
月初めに一月分を下ろせば、月末になってくると、お金の使用具合が目に見えてわかります。
お金に余裕があれば外食に行ってみたり、余裕がなければ切り詰めたりと、自然と決められた金額内でやりくりすることになるでしょう。
さいごに
お金が貯まるナースと貯まらないナースの特徴を挙げてみました。
まずは、「貯金をする目的」をしっかりと持つことで、自ずと工夫するようになると思います。
仮に目的がはっきりしていなくても、まずは夜勤明けにふらっとショッピングに行くのを控えることから始めてみませんか?笑
実際に私も、ショッピングを控えたお陰で無駄遣いが減りました。やはり、判断力が低下している時の散財ほど無駄なことはありませんよね。
判断力が戻った時に自分はどう感じるかを先に想像して行動してみましょう。目指せ、貯金マスター!